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『ジュニアサイエンスカフェ つながりあう自然』

桜色に染まる草原があった町

2009年2月2日(月) くもり

 

いよいよ第3回のジュニアサイエンスカフェの日が近づいてきました。

今回のテーマは『植物』です。

私たちが住む町に咲いていたという『サクラソウ』について、信州大学

農学部森林科学科から大窪久美子先生をお招きしてお話を伺います。

『植物』と聞くと、今までのサイエンスカフェのテーマ『宇宙』、『深海』

比べると派手さはありません。

でもこの植物たちが私たちの住む地球の水の循環や人が住みよい

気候を保つことに大きく関わっているのですよね。

もしある種が絶滅してしまったら、その影響は計り知れないのです。

普段は気に留めない身近なものに目を向けて、一緒に驚きを感じて

もらえたらいいなと思います。

 

私たちの住む町には荒川が流れています。

そしてその河川敷にはかつて一面にサクラソウが咲いていたのだ

そうです。

の花が終わると、次に河川敷はサクラソウで桜色に染まり、江戸の

人たちはサクラソウのお花見をしていたのだとか。

サクラソウは戸田市の花でもあり、埼玉県の花でもあります。

でも現在戸田市には自生するサクラソウはありません。

 

どうしてサクラソウはなくなってしまったのでしょう?

どうして簡単には増やせないのでしょう?

 

この問いの答えを探しながら私たちスタッフは今サクラソウについて

勉強しています。

絶滅危惧種になってしまったサクラソウ。

でもサクラソウを増やすにはサクラソウのことだけを考えれば

いい訳ではないのです。

氾濫によって栄養分の高い土砂を運んでいた荒川のこと、受粉に

必要な虫たちのこと、夏にはサクラソウに日陰を作る他の草たちのこと

それぞれがうまくつながり合って初めてサクラソウはそこに生きることが

できるのです。

 

< 田島ヶ原のサクラソウ(写真:さいたま市教育委員会)>

*写真はクリックで拡大できます

090202

 

 

 

 

 

どんなサイエンスカフェになるのか、そして参加してくれた方々にどんな

驚きを感じてもらえるのか、ワクワクしながら準備を進めています。

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