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『悩みは同じ!? アメリカの科学教育』

カリフォルニア大学バークレー校へ行ってきました

2009年4月13日(月) 晴れ

  

皆様、お久りぶりです。

春休みは息子二人を連れてサンフランシスコホームステイへ行って

きました。

 

< ホームステイ先から眺めるサンフランシスコ市街 >

*画像はクリックで拡大できます

09043home30

 

 

 

サンフランシスコでは車を運転して二つの科学館へ出かけてきましたが

どちらの科学館も最先端の技術本物の展示、体感型の展示がうまく

組み合わせられていて大変素晴らしいものでした。

機会があれば科学館の様子も紹介したいと思っています。

 

ところで、滞在中に私はカリフォルニア大学バークレー校でのミーティング

に参加してきました。

慣れぬ左ハンドル右側通行の中での運転で、しかもいきなりフリーウェイに

のらなくてはいけなかったのですが、それでもサンフランシスコから30分ほどの

ドライブでなんとかUCバークレーに到着しました。

 

< 緑豊かなキャンパス >

 *写真はクリックで拡大できます

090331uc30

 

 

 

 

今回のミーティングではUCバークレーで開発されている『WISE』という

科学教育のブログラムについて聞いてきました。

戸田市の小学校東京大学の研究者との連携授業の企画において

現在アドバイスを頂いている三宅なほみ先生のご紹介で『WISE』プロジェクト

の中心であるMarcia Linn先生や、プロジェクトに参加している研究生の方とも

話をすることができました。

NPO法人センス・オブ・ワンダーが日本で考えているのは、今私たちがサイエンス

カフェの中で見せようと努力している「科学的に物事を考える」というプロセスを、

小学校の理科教育の中でも子どもたちに伝えることができる仕組みを作る

ということです。

今年度は東京大学工学部の大学院生戸田市の小学校が連携して、最先端の

研究と小学校理科とのつながりや、科学的に物事を考えるプロセスを伝えられる

授業を始める予定です。

 

と、私たちのNPOではそのように企画していたのですが、実は『WISE』プロジェクト

では同様の取り組みをもう何年も前から行っており、日常生活と科学(力学、工学

など)がつながっていることを子どもたちが体感できるプログラムを数多く開発して

います。

しかもその結果の評価方法もしっかり研究開発されているのです。

今回のミーティングでは、私たちの企画を実現するために参考になりそうな話を

たくさん聞いてくることができました。

今後も『WISE』プロジェクトと連携を取りながらうまく進めていけそうです。

 

ところで『WISE』プロジェクトでも今までにいくつもの壁にぶつかっている

ようでした。

例えば以下のようなことです。

・カリフォルニア州の指導の手引(学習指導要項のようなもの)は細かくて

 先生方の負担も大きい。

 よってUCバークレーでどんなに子どもたちのためになるカリキュラム

 を開発し提示しても先生方がなかなか動いてくれない。

・指導の手引の中にある力学、工学などについて、それらをまたがるカリキュラム

 は敬遠されがち。

 

まさに私たちがぶつかっている問題と同じなので大変驚いたのですが、私たちに

とってありがたいのは『WISE』プロジェクトがこれらの問題を解決する方法をいくつか

持っているということです。

ミーティングではこの辺りの話で大変盛り上がりました。

 

日本だけの問題だと思っていたものが実はアメリカでも起こっていて、

それをなんとかしようとしている人たちに出会うことができました。

私たちよりもずっと先を走っているわけですが、何か同志のような気がして

嬉しくなります。

『WISE』のメンバーも同じように感じれくれたみたいです。

 

5月の末には『WISE』プロジェクトの研究者の一人が日本へ来るので、

その時にはもっと具体的な話をする予定です。

また丁度5月30日に私たちはジュニアサイエンスカフェを開催するので、

日程が合えばこちらにも来て頂くことになっています。

 

最初は個人的なサンフランシスコホームステイのはずが(費用面では

今なおプライベートですが・・・)しっかりお仕事をすることになった

今回のアメリカ訪問でした。

でも予想以上の成果があって、これからが本当に楽しみです!

 

では最後に、サンフランシスコのパステルカラーのかわいらしい

住宅地の様子です。

だって、本当は休暇だったのに~!!

 

< サンフランシスコの住宅地 >

P105041830

 

 

 

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