『ただいまみんなで準備中! 東京大学 冬休み折り紙ヒコーキ教室2010』
2010年12月18日(土)
センス・オブ・ワンダーでは、12月28日(火)に開催する東京大学工学部
航空宇宙工学専攻による『冬休み折り紙ヒコーキ教室2010』の
準備を進めています。
戸田市内では昨日各ご家庭に配布したばかりにも関わらず、すでに
本日13時時点で定員60名のうち42名が埋まり、満員も間近です。
*本イベントは20日9時をもちまして定員となりお申込み受付を
終了させて頂きました。 ありがとうございました。
教室では、前半は鈴木真二教授による飛行機が飛ぶ仕組みの
実験と講義があり、後半は『スカイキング』という戸田拓夫さん設計の
折り紙ヒコーキを折り滞空時間競技を行います。
『スカイキング』は滞空時間のギネス記録を持つ折り紙ヒコーキです。
当日は、日本折り紙ヒコーキ協会の岸本光夫さん指導の下、東京大学
工学部航空宇宙工学専攻の学生さんを中心に、航空宇宙工学専攻
以外の学生さんや、CoREF(大学発教育支援コンソーシアム推進機構)、
もちろん、センス・オブ・ワンダーも折り方指導の補助をします。
というわけで、昨日は東大で『スカイキング』の折り方と調整の
勉強会を行いました。
航空宇宙工学が専攻と言っても、折り紙ヒコーキが専門では
ありませんから、とにかく見ての通り皆さん真剣です!
< 東大で『スカイキング』の折り方勉強会 >
折った後は、床と水平に投げてみて、機体のバランスを調整します。
< 機体のバランスを調整します >
調整しない折り紙ヒコーキはきちんと飛ぶことはありません。
折ったばかりの『スカイキング』は、もともと重心が前にあるので、
頭から墜落しやすいのです。
折り紙ヒコーキも、本物のジェット機も飛ぶ仕組みは同じです。
折り紙ヒコーキは、パイロットなしで飛行するわけですから
最初の調整がとても重要になります。
力の向きのバランスや、飛ぶ方向も、理論を学べばうまく調整
することができます。
あ、その前に、まずはきちんと折らなくてはいけませんけどね。
折り紙ヒコーキの科学については、科学技術振興機構のwebサイト
『かがくナビ』の『実験ナビ 折り紙ヒコーキの科学』で紹介して
いますので、是非ご覧下さい。
『実験ナビ 折り紙ヒコーキの科学』
http://www.kagakunavi.jp/column/show/2429
さて、私たちは今年最後のイベントの成功に向けて、準備も
ラストスパートです。
皆さん、楽しみにしていて下さいね。
イベント案内のダウンロードはこちら↓
お申込みはこちらから↓
『東京大学 冬休み折り紙ヒコーキ教室2010 お申込み方法』
http://sense-of-wonder-2008.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/2010-7f83.html
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コメント
子供にたいへんわかりやすく、説明していただき、とても楽しい時間でした。

帰宅した父親に得意気に、紙飛行機の折り方を教えていました。冬休みは家族で、記録会です。
お世話になりました。
投稿: 太一ママ | 2010年12月29日 (水) 09時02分
☆太一ママ☆
いつもありがとうございます!
地震は大丈夫でしたか?
英語の科学工作講座にも是非ご参加下さいね。
投稿: yasuko | 2011年3月21日 (月) 12時38分