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『会場は英語圏に早変わりしました! 英語の科学工作講座ご報告』

受付けから英語で始まった科学工作講座

 

2010年12月15日(水)

12月12日(日)は、東京大学工学部生(バイリンガル)3名を

講師に迎えて、英語の科学工作講座を開催しました。

今回の講座は、センス・オブ・ワンダーがこれまでに開催してきた

サイエンスカフェ科学講座とは少し違ったものでした。

科学的なことをテーマにして、研究者や研究生が講師を務めるという

点は変わりありませんが、今回は「科学の概念に触れる」ことだけでなく

「英語を使う」ということにも重点を置きました。

なぜ新たに英語という要素を入れたのかについては、また後日お話し

させて頂く機会もあると思いますので、この記事ではちょっと変わった

この「英語の科学工作講座」についてご報告させて頂きます。

 

さて、当日は、講師3名と、通訳2名、東大工学部からのお手伝い2名で

ドキドキしながら皆さんが来られるのをお待ちしていました。

すでに皆さんをお待ちしている時から、会場内では英語が飛び交っていました。

というのも、受付けから英語で行うため、スタッフの頭の中を英語モード

切り替えておく必要があったからです。

バイリンガルの3名はあっという間に英語モードに切り替わり、お互いに

英語で話しては何やら大笑いしていて、とても楽しそうです。

いつもと違う気配を察したのか、参加者の皆さんは恐る恐る?入口から

入ってきます。 

「Good evening! Please tell me your name.」

入口を入った途端、英語で声をかけられ、ちょっとびっくりしていた子どもたちも、

ちゃんと講師に英語で名前を伝えて、受付けをしていきます。

 

< ファイルを渡し席を案内する受付の様子 >

10121250s

 

ファイルの中身は、今日使う英単語や英語のフレーズをメモとして

準備したもの。

私たちが「講座の中で、これを頼りに頑張って聴きとってみてね!」

考える単語やフレーズをまとめて資料にしました。

 

講座が始まると、もちろん講師の自己紹介も英語です。

講師3名はそれぞれ、アメリカ、カナダ、イギリスに5年以上住んでいた

バイリンガルですが、話す英語は三者三様!

三人に続いてお手伝いの二人の東大生も英語で自己紹介をしてくれました。

終了後に参加した中学1年生の女の子に聞いてみたら

「Takuyaさんの英語が一番聴きとれた!」

とのこと。

子どもたちにとっては、学校で聴きなれているアメリカ英語が一番

聴きとりやすいのでしょうかね。

 

科学工作の中では何度か子どもたちに材料を取りに来てもらいました。

グループ毎に呼ばれて(もちろん英語で)、材料置き場では英語で

材料を選びます。

「Which color do you want?」

なんて聴かれて、ちょっと恥ずかしそうに選んでいく子どもたちや、

すぐに慣れて英語で話す子どもたち、色々な光景が見られました。

とにかく選ばなくては工作が進みませんから、話さないわけには

いきません。

 

< 厚紙の色を選ぶ子どもたち >

10121250s_2  

 

< 鉛筆と押しピンを受け取る子どもたち >

10121250s_3

 

< 鏡を選ぶ子供たち >

10121250s_4

 

今回の工作は内容を簡単なものにしたので、英語を話すことに力を使って

もらいたいな~と思っていたのですが、shyな日本の子どもたちの

口からはなかなか英語が出てきません。

でも、そこはスタッフの数の多さを生かして、講師とスタッフでそれぞれの班を回り

「Have you finished it?」

「Are you O.K?」

なんて声をかけては、まずは”Yes”か”No”で答えてもらうようにしました。

それでも最初はなかなか口から英語が出てこなかったのですが、

時間が経つにつれて”Yes”や”No”はなんとか出てくるようになり、次には

「How many ~?」

という質問にも英語で答えられる子どもも出て来ました。

 

その傍らでは、三人の講師やスタッフ間では、お互いに英語でコミュニケーション

を取り合い、講師三人にいたっては、またもや大笑いしていたりします。

そんなやりとりも子どもたちはしっかりと聴いていたようです。

三人のバイリンガルと、英語で受け答えするスタッフが集まれば、その空間は

英語圏のようになります。

多くの子どもたちにとっては新鮮な体験だったと思います。

 

子どもたちがドキドキしながら英語を使って工作し、出来上がった作品は

ストロボスコープでした。

みんなで回転盤を鏡に映し、スリットの隙間から絵を見てみます。

 

< 馬は走って見えるかな? >

10121250s_5

  

この実験で工作は終了です。

この後、講師三人とスタッフは日本語モードに切り替わります。

「なぜこのような現象が起こるのか」についての科学的な説明は、

日本語で行いました。

 

今回の講座で、私たちは

「子どもたちは思ったよりも大人しかったけど楽しかったのかな?」

と不安に思っていたのですが、後日、保護者の方にお会いした時に

「とても楽しくて、もっと英語が使ってみたいと言っていました!」

というような感想を頂きとても安心しました。

「英語を使ってみたい!」

と思ってほしいという気持ちで企画した講座でしたが、アンケートの

結果をみると予想以上に「英語を話したい」と思ってくれた子どもが多く

驚きました。

また、科学についても、終了後に東大生に

「工学部ってどんなことをするところですか?」

と質問をしにいく中学生もいて、科学だけの講座では敬遠してしまう子どもに

とっても、英語をきっかけに科学に出会った形になったようです。

 

参加者の方からも終了後に様々なご意見を頂き、大変嬉しく思って

おります。

貴重なご意見を参考にさせて頂き、今後もっと進化した形で、この

講座を継続開催していきたいと考えています。

ありがとうございました。

 

とにかく無事に終わってホッとしています!

卒論中、修論中にも関わらずご協力頂いた東大生の皆さん、NPOのスタッフの

皆さん、ありがとうございました。

 

次は12月28日(火)『東京大学 冬休み折り紙ヒコーキ教室2010』です。

こちらは日本語のイベントですが、東京大学大学院工学系研究科

航空宇宙工学専攻鈴木真二教授をはじめ、東大の学生さんたちもこられて、

きっちりと科学に重点を置いた講座になります。

お楽しみに!

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コメント

とても盛り上がった講座になったようで、読んでいて会場の雰囲気が伝わってきましたよhappy01
当日は参加できなくて残念でした。。

これからもこの講座、続けていかれるようなので、機会を見て伺いたいと思います。

投稿: yard | 2010年12月16日 (木) 14時09分

先日はお世話になりました。

今回は英語を習い始めたばかりなので
見学だけさせていただきましたが
とてもよかったです。
英語って聞き取ることが大事なのかなって。
話す機会もないのでなかなか難しいですが
次回は是非 参加させたいと思います。
yasuko先生に東大生のみなさん スタッフさん
ありがとうございました。

投稿: りなママ♪ | 2010年12月16日 (木) 23時28分

☆yardさま☆
いつもご支援ありがとうございます!
今は市役所も大変な時ですよね。
みなで協力して乗り越えたいです。

落ち着いたら英語の科学工作講座を再開しますので
ぜひいらして下さいね!

投稿: yasuko | 2011年3月21日 (月) 12時36分

☆りなママ☆
いつもありがとうございます。
お店の方は大丈夫でしたか?
英語の科学工作講座もまた再開できると思いますので
楽しみにしていて下さいね。

投稿: yasuko | 2011年3月21日 (月) 12時37分

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