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2011年5月

『親子でお出かけ! 東京大学五月祭の見どころご案内』

広くてアカデミックなキャンバスへ出かけてみよう

 

2011年5月25日(水)

今年も5月28日(土)、29日(金)の二日間に渡って東京大学本郷

キャンパスでは五月祭が開催されます。

 

NPO法人センス・オブ・ワンダーと工学部の学生さんたちとで構内を

ご案内する五月祭ツアーは、好評のうちに定員に達してしまいました。

多くの皆様のお申込みありがとうございました。

 

とはいっても、五月祭は、ツアーでなくてもポイントさえ知っていれば親子で

楽しむことができます。

今日は、小学生、中学生が楽しめそうなポイントをご紹介してみます。

過去の体験と、今年の情報とを合わせてご紹介していますが、

正確な情報は公式な五月祭のサイトでご確認下さいね。

『第84回五月祭』

http://www.a103.net/may/84/visitor/
 

 

○工学部キャンパスを回ってみよう

工学部は”ものづくり”が基本ですので、小中学生でも分かりやすい展示や

講座が多いようです。

地下鉄東大前駅からは、農学部の門(農政門)をとおり、つきあたりを右に。

陸橋で道路を超えると工学部のキャンパスです。

本郷三丁目駅からの場合は赤門を入ってすぐ左に曲がり、ひたすら

まっすぐ進んで下さい。

 

・工学部7号館(航空宇宙工学専攻)

 ゼミでいつもお世話になっている7号館ですが、きっと今年も気球を

 つかった参加型の展示があると思います

 →気球ではなく飛行船の操縦でした・・・ 今年もあります!

 紙飛行機を工作して、農学部グランドで飛ばしたりもします

 その他、衛星や航空機に関する展示などがあります

 なんといっても今年は昨年お休みだったライトフライヤー号

 シミュレーター体験ができます!(27日追加情報)

 

・工学部4号館(マテリアル工学専攻)

 七宝焼きを作ったり、チタンを使ったストラップを作ったり

 できます(もちろん学生さんの解説付き)

 →今年も七宝焼きがあることを今日4号館で確認してきました! 

  チタンのストラップはないかもしれません

 

・工学部6号館(物理工学科・計数工学科)

 リニアモーターカー展示やLEDアート、だまし絵など

 →準備状況見てきました! すっごく楽しそうでしたよ。

  (5月27日更新情報)

 

・工学部2号館(電気電子情報系)

 はんだごてを使った工作やリニアモーターカーの試乗など

 

○お腹がすいたら食べ歩き! 

定番の焼きそば、たこ焼きなどの他、アイスクリームの天ぷらや、

留学生による各国のお料理のお店がたくさんキャンパス内に並びます。

五月祭実行委員会が作ってくれているキャンパスMAPに、個人的に

食べたい各国料理のお店をのっけてくれた人がいますので

その地図をご紹介します。

(元データは五月祭実行委員会によるものです)

*MAPは5月27日に更新しました

 

< 世界のお料理食べ歩きMAP >

 

Map0524 

 

ダウンロードはこちら↓

「map0524.jpg」をダウンロード 

 

○その他散策

 

茶道部が三四郎池でお茶会を開いていたり、農学部では移動動物園が

あったり、楽しめる場所がたくさんありますので、しっかり情報をチェックして

お出かけくださいね。

 

 

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『朝からアメリカのバークレー(カリフォルニア州)とスカイプミーティング!』

複数でもミーティングできてスカイプは便利です!

 

2011年5月19日(木)

 

NPO法人センス・オブ・ワンダーでは、カリフォルニア大学バークレー校

(UCバークレー)の科学教育プログラムを開発しているチームと情報交換を

しながら、一緒にできそうなことを探って来ました。

2年前に、私自身もUCバークレーへ行ってゼミに参加し、今年の春は

東大工学部の修士二年生(今年卒業してしまいました)がそのゼミに

参加して、色々とディスカッションしてきました。

UCバークレーでは工学部の中に科学教育を研究しているチームが

あります。

認知心理学と教育学、工学の知識を持つメンバーが、カリフォルニア州の

公立小中学校で使われる科学教育プログラムを開発しているのですから

すごいですよね。

このプログラムの名前は『WISE』と言います。

最新版は『WISE4』です。

NPOではこの『WISE4』コンテンツと、プラットフォームとを研究して

科学教育に生かしたいと考えています。

 

今日は、この開発チームのメンバーのElissaとのスカイプミーティング

でした。

Elissaの提案で始まったスカイプミーティングですが、これはとても便利です。

スカイプさえインストールしてしまえば(無料)、ヘッドセットを付けて

すぐにミーティングが始められます。

複数人でもOKで、通話は無料ですし、ファイルを送ったり、PCの画面を

共有することもできます。

両手が空くのでPCに必要事項をメモしながらミーティングができますしね!

待ち合わせは

「日本標準時10時集合ね!」

って感じになりますけどね。

 

< スカイプの画面 >

Skype05191s

 

 

今日のミーティングは『WISE4』のことだけでなく、震災復興支援について

工学部、工学部生としてどんなことができるかというミーティングでした。

すでに具体的にプロジェクトが立ち上がっていて、こちらも国際的で

夢がある話になりそうです!

もう少し決まったらブログでもご紹介したいと思います。

 

 

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『中学生理科 概念から学ぶ電気の特別講座を開催しました』

目に見えない「電気」を学ぼう!

 

2011年5月15日(月)

 

NPO法人センス・オブ・ワンダーでは、科学教育を研究しています。

人が学ぶ目標は「使える知識を身につけること」なのですが

その「使える知識」とは、認知心理学では「重要な概念を中心に

して、情報を体系立てて形づくられた知識」と定義されます。

科学について言うなら、これを身に付けた人たちの中に、研究者

と呼ばれる人たちが入るでしょう。

私たちのNPOが、研究者と子どもたちとを直接会わせたいと考え

サイエンスカフェを開催してきたのは科学の使える知識」を身に付けた

人たちから直接、「使える知識」どんなものなのかを感じ取って

もらいたいと思ったからでした。

 

5月14日(土)には、「電気の特別講座」を試験的に開催しました。 

講師は東京大学大学院工学系研究科の二人(博士課程2年生の

日野さん、修士課程1年生の佐藤さん)です。

電気はというと・・・私は大嫌だったんです!

概念がつかめなくて、表面的な情報の暗記で高校受験を乗り切った

苦い思い出があります・・・

その結果、体系立っていない私の電気の知識は、今となってはほとんど

役に立ちません。

高校受験はうまく乗り切れたにも関わらずです。

 

今回の「電気の特別講座」はこんな質問から始まりました。 

「家の中のコンセントはどのようにつながっているでしょう?」

 

< 黒板にかかれた質問 >

50s

 

 

参加したのは学校で電気を習い始めたばかりの中学2年生です。

「え~? どうなっているんだろう?」

とにかく線でつないでみます。

回答は大きくわけて2種類になりました。

 

< 中学生の回答 >

11051450

 

出てきた回答は直列並列でした。

「さて、どちらが正解でしょう?」

この答えと、その理由を知るためにこの講座は進んで行きます。

家の中にも大きな回路があるんですよね。

 

「電流って何でしょう?」

目に見えない電気の概念について、分かりやすく図を書きながら

説明してくれます。

講師の二人がどのようにして「使える知識」を身につけてきたのかが

分かりますよね。

そして子どもたちもそれが一番知りたいことでしょう。

 

電流はよく水路を流れる水の量に例えられます。

一本道(直列)なら量は変わりませんが、枝分かれ(並列)すると

その量は減り、合流するともとの量に戻ります。

 

< みんなで回路を作ります >

11051450s

 

家の中が直列でつながっていたら・・・

実験してみよう!

11051450_3

 

「あれれ? 片方がとても暗いよ・・・」 

では並列につないでみると

11051450_2

 

「こっちは2つとも明るいね!」

 

ここで電圧を計ってみました。

「電圧ってなんでしょう?」

電圧は水路でいうと、水の落差に例えられます。

電池はその落差を生み出すもので、ポンプに例えられます。 

水路が分かれても、分かれた水路は合流する時には同じ落差に

なっています。

そうでなくてはつじつまがあいませんよね。

電流と電圧については、概念を学んだ後、回路に具体的な数字を

入れてみんなで計算をしてみました。

< 電圧を計ります >

11051450ss

 

 

学校では計り方だけしか教わらない電流計、電圧計

その仕組みを学ぶことで、どこにつながなくてはいけないかを

自分で考えることができます。 

この後も、思い思いに回路をつないでみたり、質問をしたりして

いました。

 

さて、最初に質問に戻ります。

「家の中のコンセントはどのようにつながっているでしょう?」

の質問に

「並列につながってる!」

と答えが出ました。

「もし直列だったら、それぞれの電化製品にかかる電圧が少なくなる

だけでなく、使ってないコンセントは回路としてつながらないよね。」

「全てのコンセントに何かをつながないといけなくなるよ!」

と、節電からは程遠い話になりました。

 

このように、日常のストーリーの中で学んだ知識は忘れにくいのだ

そうです。 

じっくりと電流電圧概念の説明を聞いたこの講座でしたが、きっと

この重要な概念を中心に、子どもたちは電気の知識を形作っていく

ことでしょう。

そうすれば、私のように丸暗記して、使えない知識だけが残ることもない

はずです。

センス・オブ・ワンダーでは、今後も科学の概念を学べる講座を

開催していきたいと考えています。 

 

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『中学生理科 電気の特別講座の準備はこんな様子』

電気の概念をどうやって伝えるのか

 

2011年5月12日(木)

雨の本郷キャンパスは森のような香りがします。

< 雨の本郷キャンパス >

11051250

 

今日は、教育学研究科教授の三宅なほみ先生と、工学理解促進

プロジェクトについての打ち合わせでした。

航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二先生が指導教官のこのゼミには

三宅なほみ先生がアドバイザーとして参加して下さっています。

今期も、認知科学の切り口から、工学部で作る科学の授業に助言

して下さることになりました。

 

その後はというと、5月14日に試験的に開催する電気の特別講座

打ち合わせをしました。

博士課程2年生の日野さんが、秋葉原で調達してきてくれた実験材料が

テーブルの上に並びます。

 

< テーブルの並んだ電気回路の材料 >

11051250_2

 

豆電球に、わに口クリップに、電池ボックスに・・・

これだけでもすごく楽しそう!

右下にあるのは、100Ω、200オームの抵抗の束(100個入り)

です。

そういえば、私自身、中学校で電気を学んだ時に、電気抵抗の

計算はできたものの、「抵抗って何するもの?と」と腑に落ちな

かった記憶があります。

「ワットって一体何?」なんて思っているうちに、電気はすっかり嫌いになって

しまいました・・・

こんな私のような人が増えないように、今回の講座では「電気の概念」

「日常との関連」が伝わる内容を考えています。

二人の講師陣によると、家庭用電源の話から始まり、実験では回路を

組んだり、いろんなものに電流を流してみるようですよ!

というか、流そうとトライしてみるわけなんですけどね。

ナイロン袋やらペンケースやら・・・あとはお楽しみに♪

私が昔抱いたような疑問も今回の講座ではすっきり納得できると

思います。

中学生の頃にこんな授業を受けたかったな~!

今回は試験的な開催なので、NPO会員の4人の中学生に受講して

もらいます。

どんな講座になったのかはまたご報告致します。

 

そうそう、もう一つ。

工学理解促進プロジェクトの単独説明会には、今日すでに3名の

学生さんが来てくれました!

明日は全体説明会とゼミの初日です。

どんな人たちが集まるのかとても楽しみです。

 

 

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『小学生、中学生でも楽しめる、東京大学の五月祭!』

研究室で講座に参加したり、模擬店で食べ歩いたり

 

2011年5月9日(月)

今年も東京大学本郷キャンパスでは二日間に渡って五月祭

開催されます。

センス・オブ・ワンダーでは、昨年と同様、初日に五月祭ツアー

開催致します。

*定員になったため締め切らせて頂きました。

 たくさんのお申込みありがとうございました!

私自身、大学に入学した時には、大学のアカデミックでわくわくする

雰囲気に「もっと早く大学に来てみたかった!」と思ったのを

覚えています。

 

< 安田講堂が迷子にならないための目印です > 

 

10102750

  

< 緑が多いキャンパス内 >

 

200750  

< こんな扉もありますよ >

10101750 

 

 

子どもたちも、これから、中学、高校と勉強をして大学を目指す

のだとしたら、大学ってこんなところ!というのを知っていても損は

ないですよね。

4年も前に、初めて大学のキャンパスを歩いたうちの息子たちは

小学校とは違う自由な様子に驚いて

「大学って自由に好きなことを勉強していいの?」

と聞いていました。

 

今年も、多くの親子に楽しんでもらえるように、

「楽しそうだけど、小学生や中学生も楽しめるの?」

「どこを回ったらいいの?」

と思っている皆さんを五月祭にご案内できればと思っています。

学生さんたちに、研究のことや、大学のことなどを聞く時間も

設けたいと思っていますので是非ご参加下さい。

 

○五月祭

日時:2011年5月28日(土)、29日(日)

場所:東京大学本郷キャンパス

   地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅より徒歩10分

   地下鉄南北線東大前駅より徒歩2分

内容:多くの研究室が公開され、小学生や中学生でも楽しめる実験講座

    などもあります。

    模擬店では留学生による各国の料理なども並びます。

 

○五月祭ツアー(センス・オブ・ワンダー主催)

 →定員になったため締め切らせて頂きました

  ツアーに参加しなくても五月祭は楽しむことができますので

  是非遊びに来て下さい

  研究室の講座の詳細などが分かりましたら、こちらにも掲載

  する予定です 

日時:5月28日(土)10時~12時ごろ

集合場所:工学部7号館前(予定)

内容:五月祭の中でも、親子で楽しめるイベントの紹介や

    東大工学部生と一緒に工学部キャンパスを歩いてみます

参加費:小学生以上1人\300円(未就学児は無料です)

    *学生さんのランチ代などにさせて下さい

お申込み:メールにて、参加者全員につきまして以下の情報を

      お送り下さい。

      ( 申し込み先l:npo.sense.of.wonder@gmail.com )

     ①お名前(ふりがな)、②学校名と学年(お子様のみ)

     ③携帯電話番号など当日連絡が取れる緊急連絡先

      (保護者の方のみ)

締切り:満員のため締切らせて頂きました

  

 

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『小学生に科学を伝える「工学理解促進プロジェクト」今期も始動です!』

工学部生は科学を伝えることを学び

小学生は科学の本質を学びます!

 

2011年5月8日(日)

今期もいよいよ始まります!

東京大学工学部・工学系研究科共通科目の

『創造的ものづくりプロジェクトⅠ・Ⅲ』『創造性工学プロジェクトⅠ』

です。

この中には、課題解決型の10個のプロジェクト(ゼミ)があり、

センス・オブ・ワンダーでは、その中の1つ『工学理解促進プロジェクト』

に協力し、私たち自身も科学教育を研究しています。

担当教官は航空宇宙工学専攻の鈴木真二教授です。

このゼミは今期で4回目の開講なのですが、科学を伝えることの実践

として、毎回、埼玉県戸田市の小学校で科学の授業を行っています。

教育学研究科から三宅なほみ教授もアドバイスに来て下さるので

小学校の先生方がびっくりするほどの魅力的な授業が生まれています。

 

< 2010年12月に行われた「回転」の授業 >

50s

 

さて、5月6日は、このゼミのご案内をしてきました!

工学部は節電対策の関係で、授業の開始が5月6日となっていました。

5月6日は、学部の3年生と、大学院生向けのガイダンスが行われ、

その中で少しだけ時間を頂いて、ゼミのご案内をしました。

過去に受講したゼミ生が手伝ってくれたので、多くの学生さんたちに

宣伝することができたと思います。

どのくらいの人が参加してくれるのか、とても楽しみです。

 

このゼミの魅力は、科学を伝える力がつくだけでなく、科学の授業を

企画検討する中で、様々な学科の人たちに出会えることではない

でしょうか。

出会えるのは学生さんだけではありません。

時にはライト州立大学から物理学博士+教育学博士の土佐幸子助教授

来られたり、JICAで国際支援をしている方が来られたり、小学校の

校長先生小学生、中学生が参加することもあります。

今学期は、カリフォルニア大学バークレー校の工学部で科学教育

プログラムを開発している学生さんもスカイプなどで参加してくれる

予定です。

ガイダンスは以下の日程ですので、学生の皆さん、まずはガイダンスに

ご参加下さい。

NPO関係の皆様には、ゼミに参加できる日程をご連絡しますので

よりよい科学の授業が完成するようにご協力頂ければと思います。

P_2 

 

○全体説明会

 5月13日(金)18時20分~20時30分

 工学部2号館3階233講義室

○工学理解促進プロジェクト の説明会

 *全体説明会に参加できないかたはこちらへ!

 5月12日(木)16時30分~18時の間のいつでも

 工学部2号館9階南側92D2

○ゼミについて

 毎週金曜日16時30分~18時(初回は5月13日です)

 工学部7号館73講義室

 *期の途中からでも気軽に参加して下さい

 

多くの学生さんが参加して下さり、たくさんの子どもたちに科学の

楽しさ、科学の本質を伝えてくれたらいいな!と思っています。

 

ゼミについてのお問い合わせは国際工学教育推進機構まで

お願い致します。( k-miki@t-adm.t.u-tokyo.ac.jp )

 

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