« 『東京大学フライトシミュレーター体験教室のご案内』 | トップページ | 『東大工学系ゼミが伝える3つの授業 「慣性力」「消火(燃焼)」「背が伸びるに »

『東京大学フライトシミュレーター体験教室開催のご報告』

2012年1月31日(火)

1月29日に東京大学本郷キャンパスで開催しました『フライトシミュレーター

体験教室』は無事に終了しました!

あっという間に定員になってしまったため、今回ご参加頂けなかった皆様も

いらっしゃることと思います。

参加できなかった方も、参加された方も、3月31日には航空宇宙工学専攻

によるテクノサイエンスカフェ(主催は工学部広報室です)が開催されますので

是非ご参加下さい。

テクノサイエンスカフェでは航空宇宙工学専攻の4つの研究室での

実験見学などを予定しています。

このブログでもご案内する予定ですのでお楽しみに!

 

さて、昨日の教室ですが、小学5年生から中学1年生、そしてその保護者の皆様

約50名にご参加頂きました。

フライトシミュレーター教室は、フジドリームエアラインの上村機長による

「操縦について」のお話から始まりました。

 

< 上村機長のお話 >

120129s

 

フライトシミュレーターを使う理由の一つは、現実には起こらない

(起こってはいけない)非常事態の対処法を学んだりするため

なのだそうです。

また大学でのフライトシミュレーターの役目は、必要に応じて要素を

コントロールし、操縦や飛行についての研究をすることだそうです。

なるほど! 

上村機長は

「操縦って何か?という質問に答えるとしたら、その答えは”先読みすること”

だと思います」

とおっしゃいました。

操縦かんの操作から実際に飛行機の機体の体勢が変わるまでには

時差があります。

そこでパイロットは常に先を予測して早めに行動する必要性が出て

きます。

参加者は飛行機の操縦方法についても具体的に教えて頂き、

フライトシミュレーターの体験に備えました。

上村機長のお話の後は、4つのグループに分かれて

・操縦について

・飛行機の歴史について

・B787について

・フライトシミュレーター体験

の講座4か所をローテンションします。

 

○操縦について

F-tec(鳥人間コンテストに挑戦しているグループ)に所属している

千田さん(教養学部3年生)が操縦の説明をしてくれました。

 

< 操縦についての説明 >

12012950s

 

航空宇宙工学専攻の日野さん(博士課程2年生)が製作してくれた

模型を使って、操縦棹や方向舵での操作が実際の飛行機の機体のどの部分の

動きと連動しているのかを確認していきます。

 

< 日野さん製作の模型 >

120129

  

千田さんはこれに併せて紙ヒコーキも使って説明してくれました。

 

○飛行機の歴史

推進系が専門の井上さん(航空宇宙工学専攻3年生)が説明して

くれました。

私はシミュレーター教室と講義室とを行ったり来たりでじっくり聞くことが

できなかったのですが、エンジンの特徴という切り口でも説明していた

ようでした。

聞きたかったな~!

 

< 飛行機の歴史について説明 >

12012950s_2

 

○B787について 

今話題の最新鋭旅客機B787 については、ボーイングの社員でもあり、

現在は博士課程に在籍するクリスさんが説明してくれました。

 

< B787の説明 >

120129b78750s

 

ボーイングの様々な旅客機を写真で見せながら、それぞれの特徴を

説明していました。

模型もたくさん持ってきてくれたので、参加者も飛行機を身近に

感じられたのではないかと思います。

 

○フライトシミュレーター体験

上村機長の指導の下、参加した子どもたちはフライトシミュレーターで

B747の操縦体験をしました。

時間の関係で、離陸が1回、着陸は2回という短いものでしたが

子どもたちは緊張した面持ちながらも頑張っていました!

 

< シミュレーター体験の様子 >

12012950

 

特に着陸は難しく、芝生につっこんでしまったり、滑走路にめりこんだり!

でも失敗も貴重な体験ですよね。

「難しいということを知ることも大切です。」

と上村機長はおっしゃっていました。

 

4か所のローテーションが終わった後、上村機長から「パイロットを

目指す君たちへ」というお話がありました。

雲の上で見る星の話、グリーンフラッシュの話、パイロットだからこそ

体験できることはどれもとても魅力的でした。

 

私たちのNPOは、このように専門家(研究者、科学者)によるサイエンスカフェ

科学講座の企画や運営を行っています。

専門家が関わる講座だからこそ、深い感動と学びがあります。

今回の教室でも、パイロットになる夢を持つ子どもたち、新しい技術の開発に

憧れを持つ子どもたちが現れてくれたらいいなと思います。

 

|

« 『東京大学フライトシミュレーター体験教室のご案内』 | トップページ | 『東大工学系ゼミが伝える3つの授業 「慣性力」「消火(燃焼)」「背が伸びるに »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1098755/43929348

この記事へのトラックバック一覧です: 『東京大学フライトシミュレーター体験教室開催のご報告』:

« 『東京大学フライトシミュレーター体験教室のご案内』 | トップページ | 『東大工学系ゼミが伝える3つの授業 「慣性力」「消火(燃焼)」「背が伸びるに »