『商工祭(関連イベント)で石の不思議を伝えました』
2009年10月26日(月) 雨
NPO法人センス・オブ・ワンダーでは11月24日(土)に、商工祭の
関連イベント「ふらっと広場TOMATO」へ出展しました。
翌週に開催されるサイエンスアゴラ(日本科学未来館一帯で開催)
への出展もあるため、こちらの出展についてはどうするか迷ったのですが、
戸田市の皆さんと触れ合う良い機会と考え、私たちらしい出展を企画
しました。
私たちが用意したのは方解石(カルサイト)という鉱石でした。
メキシコの鉱山で採れた、オレンジ、グリーン、ブルーの珍しい
方解石を並べて、石の不思議を科学的に伝えたいと考えました。
方解石は、土に埋まって塊で見つかることが多いということで。
それを感じてもらえるディスプレイにしましたよ。
< 3色の方解石のディスプレイ >
皆さんも、きれいな平行四辺形の形をした方解石を見たことが
あるのではないでしょうか。
鉱石というのは、分子が規則正しく結晶となったものですが、方解石も
鉱石の一つで、衝撃を与えると平行四辺形に割れる(壁解)する性質が
あります。
当日は、大きな方解石の販売だけでなく、子どもたちの希望に合わせて、
少し小さい方解石を販売するため、かなづちで割ったりもしました。
割ってみると、小さなかけらまでとにかく平行四辺形!
大きかったり小さかったり、相似形の平行四辺形がきらきらと
光ってとてもきれいで、子どもからも大人からも歓声が上がりました。
子どもたちも喜んで宝物の石を選んでいましたよ。
< 石を選ぶ子どものお客様たち >
自然が作り出した鉱石の神秘を、きっと子どもたちが家に持って帰って
くれたと思います。
午前中には、神保市長や羽富教育長にもお立ち寄り頂き、石の話や
NPOの活動についてお話をさせて頂きました。
NPOでものの販売をしたのは初めてでしたが、商品を通して、子どもたちや
大人たちと直接話をすることができて様々な発見があり、とても有意義でした。
この経験を、これからのサイエンスカフェやサイエンスフェスティバルへも
生かしていきたいと思います。
大人も子どもも石が好きなんですね♪
それも一つの発見でした。
少し肌寒い中、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。
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